会長ご挨拶

謹啓

 

時下、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

さて、この度、第 21 回日本医療ガス学会学術大会・総会を 2017 年 10 月 7 日(土)、京王プラザホテル(東京新宿)において開催いたします。

 

本学会テーマは見えないものの大切さを見直すとさせて頂きました。医療ガスはまさしく、目に見えないですが、医療現場では最も重要なものかもしれません。当たり前のようですが、時々、そのことを振り返る機会を設けることが大切なのではないかと考えています。

 

本大会では、昨年、一昨年の大会のシンポジウムや市民公開講座で取り上げられました、災害時の医療ガスの安全管理について、引き続き検討したいと考えています。今回は首都直下地震を想定して、地域および病院の安全管理そして、医療ガスの供給体制はどうなっているのか、などを有識者の方々を交えて考えてみたいと思っています。麻酔科医の私にとって、麻酔中に患者さんに酸素を途絶えることなく送るのが任務で、その酸素が配管から供給されるのは当たり前だと思っています。その当たり前がそうでなくなる状況もあるという認識といざというときの準備体制についても共有できれば幸いです。

 

また、医療ガスに関わる最新の基礎研究に関する教育公演、呼気ガス測定の有用性とその未来への応用に関するシンポジウム、一般演題なども企画しております。

医療ガスに関わる多くのメディカルスタッフの皆様に共に、考え、学び、そして語り合う場になることを願っています。

 

 

謹白

 

平成 28 年 12 月吉日

第 21 回日本医療ガス学会学術大会・総会

会 長   萬 知子

杏林大学医学部麻酔科学教室